上皇后さまとの交流は1990年前後だっただろうか。各国の在日大使館で持ち回りで開かれていた、ピアノやバイオリンなどの演奏を楽しむ会を通じてのことだった。上皇后さまは民間から皇室に入り、あらゆる場面に心を使われてきたと思う。音楽に触れているときだけは、 ...
私の目には今、世界がどう映っているのか。経験を交え、数回に分けてお伝えしたい。まず融資や社債を示す「クレジット(信用)」の話だ。この市場はかつて、銀行などが資金を出してきた。だがマイケル・ミルケンが高利回り債の市場を創ってからは、投資家が主な出し手に ...
8月6日、中国・太原衛星発射センターの発射台から、中国国旗が描かれた長征6号ロケットが炎と煙を上げながら轟音(ごうおん)を立てて打ち上げられた。その強力なエンジンが18基の通信衛星を低軌道に打ち上げた。高度2000キロメートル以下の宇宙空間は現在、イ ...
エアークローゼットは、店舗で似合う服の組み合わせをプロが提案するパーソナルスタイリング体験の提供を期間限定で始めた。対面の場で消費者との接点を増やし、主力サービスである衣類のレンタルの顧客獲得につなげる。店舗は11月11日まで有楽町マルイ(東京・千代 ...
上皇后さまとは本の出版作業に携わって以来、30年以上にわたり親交を深めてきた。上皇さまと支え合われ、とても仲の良いご夫婦だというのが最初の印象だった。上皇さまが詳しく知らないかもしれない事柄を、質問が出る前に丁寧に詳しく説明されていた。上皇后さまは一 ...
27日の衆院選の投票日が1週間後に迫り、各党の党首が全国を行脚している。石破茂首相(自民党総裁)は地方を重視し、党幹部と役割分担する。立憲民主党の野田佳彦代表は「政治とカネ」問題に関わった自民党の前職らの選挙区を回り、対決姿勢を強める。首相は19日、 ...
人工知能(AI)の普及で膨らむ電力の需要をどうまかなうか。安定供給と脱炭素を両立させるエネルギー戦略をどのように描くかは、衆院選の論点の一つだ。各党の立場は原子力発電の積極活用から再生可能エネルギー100%目標まで幅広い。政府は2024年度中に次期エ ...
メキシコ初の女性大統領に1日、就任した。理路整然とした環境科学者の話しぶりに、首都の市長として培った政治家の迫力が加わった。男性優位思想「マチスモ」が幅をきかせるメキシコで、新たなリーダー像を作り上げる。建国以来初めての「プレシデンタ」(女性大統領)を一目見ようと、憲法広場(ソカロ)で行われた就任演説会には支持者が殺到した。「もう疲れた?」と笑顔で大群衆に声をかけながら、1時間以上かけて100 ...
法定雇用率の達成が困難な企業に代わり、障害者が働く場を提供するビジネスが拡大している。障害者が本業とは直接関係のない農園などで働く仕組みだ。「事実上の雇用代行だ」との指摘もあるが利用企業は1200社を超える。上昇が続く雇用率と障害者の業務確保の難しさ ...
ベストセラー本の書名が長くなっている。2023年までの直近5年の上位30冊は平均10.3字で、1960年代に比べ2倍近くに達した。単語中心の簡潔な書名の文芸書から、文章とみまがう説明調の実用書やビジネス書へと売れ筋が変化。近年は大量のウェブ情報の中で ...
プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ(6試合制)は19日、セ・リーグ第4戦が東京ドームで行われ、リーグ覇者の巨人が3位DeNAに4-1で競り勝って初白星を挙げ、優勝チームが持つ1勝のアドバンテージを含めて対戦成績2勝3敗とした。
ペロブスカイト型太陽電池は高いエネルギー変換効率を低コストで実現できる次世代の太陽電池として注目を集める。その性能の源は様々な原子を安定させて、それらの強みを発揮できる結晶構造「ペロブスカイト」にある。古くから身近な電子部品などの材料で使われている構 ...